m.m.d.

居心地の良い場所をつくるために
イトウ珈琲が大切にしていること

イトウ珈琲 喫茶室の人気メニューは、名古屋の喫茶店ではおなじみの小倉トーストを現代風にアレンジした「プチやま 小倉バター」。
こだわりがつまった、どこか懐かしい雰囲気にほっと心がゆるまる空間です。

とても素敵な「イトウ珈琲 喫茶室」ですが、コンセプトについてお聞かせいただけますか。

「歴史ある名古屋の喫茶文化を楽しんでいただきたい」という思いをカタチにしたのが「イトウ珈琲 喫茶室」です。
昨今、喫茶店の廃業を目の当たりにすることが多く、さみしく感じていました。
イトウ珈琲 喫茶室は、喫茶店、ひいては名古屋の喫茶文化の残し方を示す一歩になれば、という願いを込めてオープンしました。

弊社焙煎工場の跡地を活用しているのですが、創業73年の歴史を感じていただけるよう、外装・内装ともに新しくしすぎないように。かつて販売していたグッズや、使用していた手回しの焙煎機もディスプレイとして使用しています。
テーブルと椅子は、2023年に惜しまれつつ閉店した名古屋の老舗喫茶店から受け継いだものです。

歴史を大切にしたいと、ロゴには創業年の「1951」の数字が。

イトウ珈琲 喫茶室は、名古屋市東区にある「イトウ珈琲 本店」に併設する形で営業されています。
コーヒー豆の量り売りやオリジナルグッズの販売を行うアンテナショップ・イトウ珈琲 本店には、以前よりカフェと間違えて来店されるお客様が多かったとか。
イトウ珈琲 喫茶室がオープンにいたった原動力は、そんなお客様の「ここでもコーヒーが飲めたらいいのに」という言葉だったそう。
スタッフみなさまの「お客様をよろこばせたい」という気持ちがイトウ珈琲 喫茶室のそこかしこに散りばめられています。

オープンはどのような気持ちでしたか？

「お客様にくつろいでいただきたい」と、とにかく明るく、元気に接客しようという思いで迎えました。
お客様にとって居心地の良い空間であるか、はずっと気にしていることです。地域のお客様の憩いの場となるよう、今後も商品・接客のクオリティはどんどんあげていきたいと考えています。

小さなJeramicに、エネルギーをもらって

伊藤さんには、10月の誕生石「ブラックトルマリン」と、12月の誕生石「ターコイズ」をお選びいただきました。選んだ理由をお聞かせいただけますか。

私と、イトウ珈琲商会 代表取締役社長である夫の誕生石をそれぞれ選びました。ブラックトルマリンはチャンスとエネルギーを引き寄せる守護石、ターコイズは神が宿る、勇気と希望の石と言われています。
古代からたくさんの人々にエネルギーを与えてきた宝石に力を借りて、お客様用の食器返却棚の上に置いています。お店をそっと見守ってくれているようです。

私が贈るとしたら、お店をはじめられる方に、パワーを差し上げる気持ちでそっと渡したいですね。

イトウ珈琲の未来と現在地

これからのイトウ珈琲について教えてください。

「名古屋の喫茶文化をつなげていく」というミッションに向けて全力で取り組んでいきたいです。
イトウ珈琲 喫茶室を起点に、イベントを行ったり、カフェの開業を予定されている方に向けたセミナーやトレーニングを行ったり、飲食や物販だけではなくいろいろな取り組みにチャレンジしていきたい、と考えています。

名古屋の伝統あるコーヒーカルチャーを守りながら、新たなチャレンジに踏み出すイトウ珈琲。
老舗企業の新たな取り組みに期待が高まりますね。「Jeramic」も今後の活動をワクワクしながら見守っているようです。

開店祝いや開業祝いに最適な、福を呼ぶ瀬戸焼の招き猫。挑戦する大切な人に、応援の気持ちを込めて「Jeramic」を贈っていただけたらとても嬉しいです。

▼Jeramicシリーズはこちらから