繊細な貫入模様

当店オリジナルブランド「m.m.d.」より、「かいらぎシリーズ」のご紹介です。



産地で昔から親しまれてきた釉薬、「かいらぎ」。
温度や湿度に仕上がりが左右されやすく、釉だれや焼きむらなど、自然から生まれた焼きものならではの豊かな表情を楽しめます。ひとつとして同じものはありません。

「梅花皮」と書いてかいらぎと読みます。もともと、刀剣の鞘や柄の装飾として施されたサメやエイの魚皮が、梅の花びらに似ているという理由で、「かいらぎ」と呼ばれていたそう。
戦国時代、江戸時代以降、焼成が不十分で釉薬が鮫肌状に縮れたうつわを「かいらぎ」と呼ぶようになりました。
ある種のトラブルから生まれた釉薬ですが、茶器では美しい意匠として賞美されていたというのが、「不完全」を楽しむ、粋な心づかいを感じられますね。



様々な種類の料理に合う、サイズ感にこだわった10アイテムの展開です。
お手持ちの食器にはもちろん、かいらぎシリーズで合わせていただいても素敵です。

毎日お使いいただけるうつわ

密度の細かい土を高温の熱で焼きしめて作っているので強度があり、割れにくく、欠けにくいです。
電子レンジ・食洗機・オーブンがお使いいただけ、日々のメンテナンスも簡単です。

適度に陶土の質感を残した表面のでこぼこは、一点もののような味わいを感じられるとともに、汚れやシミなどがつきづらく、清潔さを保ちやすいです。
お子様用のうつわとしても気兼ねなくお使いいただけます。

おにぎりのかたちの頼れる鉢

三角皿は大、中、小の3サイズ。
ゆるやかに立ち上がったふちが、お料理をしっかり受け止めてくれます。

size variation

大サイズは、煮物やサラダ、スープやお鍋の取り分け皿としても。
中サイズは、冷奴や青菜炒めなどの副菜、フルーツ、サンドイッチ、おにぎりなどにおすすめです。
豆皿サイズの小サイズは、薬味やお醤油皿にぴったりです。

底面よりも少量を盛り付けて余白を生かしても、かいらぎ独特の貫入模様が際立ちます。

▼かいらぎシリーズはこちらから